こんにちは。岡田智則です。
最近すかっり墳活にはまっている私です。石室の中を覗くのが楽しくてたまりません。
今回は、古墳の石室を沢山みることができるスポットをご紹介します。
こんな人にオススメ!
- 古墳がお好きな方
- 大阪の歴史に興味がある方
- 墳活を始めたいと考えている方
沢山の古墳を見ることができる史跡高井田横穴公園
JR大和路線「高井田駅」から5分ほど歩いたところに、沢山の古墳を見ることができるスポットがあります。名前は「史跡高井田横穴公園」。6世紀中頃から7世紀前半にかけて造られたもので、調査によって約160基が確認されており、実際は200基以上あるものと推定されてるそうです。
公園そのものが古墳になっているのではないかと思わせるくらい沢山の石室を見ることができます。今回は、その中でも印象的だったものをご紹介していきます。
第2支群
まずは、第2支群です。こちらは6号墳。遠くから見た感じは、山道に穴が空いているような感じですが、近づいてみると立派な石室があります。すごく神々しい、荘厳な雰囲気が漂っていました。
こちらは「第2支群17号墳」。中に瓦のようなものが見受けられます。この中に大きな棺ものが入っていたのではないかと思わせるような感じの作りですね。穴も大きく、立派な石室でした。
第2支群の中には、上下に積み上がっているものもありました。上に葬られた人が偉いみたいな身分的なものがあったのでしょうか。何れにせよ、一つの山に沢山の石室がある作りは初めて見ました。
第3支群
ここからは、第3支群です。1つ1つの石室が立派です。柵がされていて中に入ることはできませんが、中の様子をじっくり観察することができます。
史跡高井田横穴公園で最も有名なのがこちらの「第3支3号墳」だそうです。毎年、春と秋には実際に横穴の中に入って壁画を間近に間近に見ることが出来るとのこと。
近くには、古墳で見つかった壁画が展示されていました。書かれているのは「人」でしょうか。舞を舞っているのか、何かを崇めているのか・・・。よく分かりませんがそんな印象を持ちました。
高井田山古墳
公園の一番高いところに、「高井田山古墳」があります。天井が被さってしっかり保護されていますが、中の様子をはっきり見ることができます。
高井田横穴古墳は、ほとんどが6世紀から7世紀ごろに作られたものだそうですが、こちらは、5世紀後半に造られたと推定されています。直径約20mの大きな円墳とのこと。
中には、壺みたいなものが置いてあります。これも出土したものなんでしょうか。石が細かく積み上げられて、綺麗な石室でした。
古墳から出土したものは資料館で見ることができます。
今回は、「史跡高井田横穴公園」の古墳群を見て回りました。ここで出土されたものはこちらの「柏原市立歴史資料館」に展示されて、じっくり見ることができます。
公園のすぐ近くにあり、入場も無料なので、じっくり見学することができます。
古墳だけでなく、柏原市の歩みについても知ることができます。
ちなみに、こちらの資料館では現在、特別展示「聖徳太子の伝説と真実」が開催されています。大和川を通じて、聖徳太子と柏原市の関わりについて知ることができます。
会期は2022年6月12日までとのこと。聖徳太子に興味がある方はぜひ立ち寄ってみてください。
アクセス情報
史跡高井田横穴公園(柏原市立歴史資料館)
- 住所 大阪府柏原市高井田1598−1
- アクセス JR大和路線(関西本線)高井田駅下車 北へ徒歩5分
- 072-976-3430(柏原市立歴史資料館)
- 資料館入場無料
- 資料館休館日 月曜日
コメント